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網膜の血管から出血した血液が硝子体の中に入りこんだものを、硝子体出血といいます。
【原因】
原因はさまざまで、幼児では網膜芽細胞腫、青壮年では糖尿病やイールス病、中高年では糖尿病や動脈硬化からくる網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症などが原因で異常にもろい血管(新生血管)ができて出血する場合があります。そのほか、網膜剥離や網膜の血管の炎症や腫瘍、外傷でもおこります。
【症状】
突然に始まる飛蚊症や、急激な視力低下を訴えます。なかには血液の赤い色がみえたりすることもあります。
【診断】
眼底検査で硝子体のなかの出血を確認します。少量の出血であれば眼底透見可能な場合もありますが、大量出血で眼底透見不可能の場合には超音波検査を行います。
【治療・予防】
原因となった病気の治療を行ないます。出血が新しければ、なるべく頭を高くした姿勢で安静にして止血薬を投与します。なかなか出血がひかないときや超音波検査で網膜剥離が発見された場合には硝子体の手術をします。また、出血の予防として、異常にもろい血管(新生血管)ができる前にレーザー治療を行なう場合があります。
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