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ロービジョンケア


1.ロービジョンケアとは?

最近よく「ロービジョン」という言葉を耳にするようになりました。ロービジョンとは英語でLow Visionと書き、直訳しますと「低視覚」となります。
 
具体的には視力や視野が障害されているけれども完全失明しておらず残された視力、視野を使うことによって外界の情報を得ながら日常生活を送る方法のことを意味しています。
別の言葉では「社会的弱視」とか「教育的弱視」というように呼ばれてきたものにほぼ相当します。実際にはさまざまな眼の病気やけが、または先天的な異常によって正常の視力や視野が障害されている場合がほとんどです。元々は戦争で眼を負傷した退役兵士の社会復帰を目的にしたものと言われていますが、現在では病気による方のほうが多くなっています。
眼科では一般的に眼に異常のある方の診断とその説明、そして可能な場合に治療を担当します。しかし、どんなに最新の治療法をもってしてもそれ以上回復の可能性の望めない方や徐々に障害が進行する方に対しては従来、診断と説明のみを行い、後は経過をみるだけの診療が基本となりましたので、治療という面では殆ど無力でした。
ロービジョンケアはそのような患者さんを「障害を持ちながらも社会生活を営む1人の人間である」という視点で全人格的にとらえ、病気やけがなどの障害からくる様々な不便や不都合をどのように克服するかを共に考えるケアのことです。

①暗所視支援眼鏡MW10HiKARI
②各種ルーペ、単眼鏡や遮光眼鏡等
③拡大読書器

「暗所視支援眼鏡HOYA MW10 HiKARI」は、HOYA独自開発の低照度高感度カメラで捉えた像を、明るい映像として目の前のディスプレイに投射する、眼鏡タイプのウェアラブルデバイスです。暗闇の中のわずかな光を増幅させ、対象物の色彩を自然に再現します。当院でお試しが出来ますのでご希望のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
 
詳しい内容は下記のMW10HiKARI公式HPをご覧ください。
HOYA MW10 HiKARI公式HP  https://hmwpj.com/

2.あだち眼科のロービジョンケアとは?

視覚障害者に対する心のケアはまだ確立されていませんが、必要であり欠かせません。視覚障害者の心理には、視覚障害に至った原因や経緯の影響も大きいものです。また、家族や周囲の理解と支え、対応のあり方も視覚障害者の心理状態に影響します。
 
これには、
 
  ① 視覚障害者であることからくるストレス
  ② 視覚障害に伴うストレス
 
があります。これらのストレスに個人で立ち向かわなければいけない。当院では、見る・読む・書くことの不便さを軽減、社会的情報・福祉サービスの提供だけでなく、心のケアにも力を入れております。日常生活にて視覚的に困難やストレスのかかることがある。そう感じたときがケアの始まりです。

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